Scratchを使って、スライドパズル、ヒットアンドブロー、百人一首かるたゲームを作って遊ぼう。ポピュラーなゲームの設計を経験することで、ゲームづくりに必要な処理ロジックを組み立てる力、論理思考がメキメキ向上します。



「スライドパズル」、「ヒットアンドブロー」、「百人一首かるた」遊びは、日本ではポピュラーな遊びですが、オンラインゲームとしてプログラムを作るとしたら、どのようにゲームを設計するか、頭の中で想像できますか?このコースでは、日本でよく遊ばれているゲームを0から作ってみることで、作るプロセスを楽しみながら、論理的な思考力を集中的に鍛えます。

1.スライドパズル(15パズル)

スライドパズルは、手軽に楽しめる人気ゲームです。プラスチック製のスライドパズルは、ゲームの度に、コマをセッティングしないと遊べませんが、オンラインゲームだと、コマのセッティングは不要です。このコースでは、4×4のマスに配置されている1から15までのランダムの数字を、1コマ分の空所を利用して、カレンダーのように、左上から、順番に並べ替える15パズルをプログラミングします。いかに短時間でクリアできるかが勝負ポイント。一人でも複数人でも楽しめるゲームです。

2.ヒットアンドブロー

ヒットアンドブローは、プログラムが作った4桁の数字を予測するゲームです。予測した数字と位置との両方が合っている時には、「ヒット」、位置は間違っているが数字は合っている場合は、「ブロー」と表示されます。それらの表示をヒントに、正解の数字を当てるゲームです。4桁数字の入力機会はMAX11回、いかに少ない入力機会で数字を言い当てることができるかが勝負ポイント。これも、一人でも複数人でも楽しめるゲームです。

3.百人一首かるた

100人の歌人の和歌を、一人につき一首ずつ選んでつくった秀歌撰が百人一首。その百人一首をつかったかるた遊びは、老若男女が楽しめる公式競技にもなっています。百人一首かるた競技を題材としたコミック「ちはやふる」はヒットし、広瀬すずちゃん主演で映画化もされました。このコースでは、その百人一首かるた遊びゲームを作ります。古典に触れる機会にもなり、暗記力も鍛えらえれるゲームです。